おはようございます。目黒区の司法書士の増田朝子です。

 

浄土宗の寺院である祐天寺は、東横線の駅名にもなっていますが、その祐天寺の前を通りかかったときに「写経会」の大きな看板が出ていたのが気になっていました。

祐天寺では、毎月1回、平日金曜日の夜18時から写経会が行われています。

先週の金曜日はちょうど開催される日でしたので、思い切って行ってきました。

 

写経会に参加したのは初めてです。

事前の申込は不要ですが、参加にあたり寄付として2000円支払う必要があります。

参加者は25名程度いましたが、老若男女さまざまで、近所に住まれている方などのリピーターが多いみたいです。

 

写経会では、まず、参加者は本堂に集まって、念仏などの法要と、布教師の資格をもつ僧侶による法話を30分程度聞きました。

その後、写経をする部屋に場所を変えて、おのおの好きな筆記用具(筆・筆ペン・鉛筆が選べました)を使って写経をしました。

 

写経したのは、般若心経で、写経といったらこれが一般的なようです。

般若心経は300字程度ですので、ゆっくり書けば1時間程度で終わります。

最近めっきり字を書くことが少なくなったので、きれいに字を書くことは結構大変でした。

しかも、鉛筆で書いていて、意外に筆圧が高くて、静かな中どうしてもコキコキ音が出てしまい、ちょっと恥ずかしかったです。

周りを見ると筆で書いている人がほとんどでした。

難しそうですが、筆の方が気合がこもっていていい気がします。

 

般若心経を書き終えて、同じ用紙の最後に写経でかなえたい願い「~の為」を記載して、日付と自分の名前を書いたら終わりです。

書き終わったものは、本堂のご本尊にお納めしました。

祐天寺では、お納めされた写経を、お釈迦様がお悟りを得られたことで仏教最高の聖地とされる、インド・ブッダガヤの大菩提寺境内の聖菩提樹前で各人の願が成就されるよう読経後、日本寺で法要し、奉安致してくださるそうです。

ご利益ありそうです♪

 

写経後は、お茶とお菓子のサービスがあって、お坊さんや参加者の皆様と多少お話して帰りました。

 

丁度秋めいていて、虫の声だけが聞こえる静かな夜に、お寺で集中して写経をすることで、ざわついていた心が整って洗われる感じでした。

たまには慌ただしい日常から離れて、静かなお寺で写経するのはいいものでした。

 

 

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