おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。
先日、第5期民事信託士検定の申し込みをしました。
民事信託士は、一般社団法人民事信託士協会が認定する民間資格で、受験資格は弁護士と司法書士です。
今年度の募集人数は136名程度で、先着順での受付になっていました。
申込が受付られると、7月までに課題を提出し、9月に2日に分けて検定プログラムを受講し、10月末頃までに課題の最終回答を提出します。
提出された課題や検定プログラムでの発言内容等を総合的に判断し、合否が決められるようです。
合格すると、民事信託士の資格が付与されます。
一般的には家族信託、という言い方で広まっている民事信託ですが、最近では問合せも増えて世間での感心の高まりを感じます。
私も、後見制度を補完するものになるとの思いで、色々研修に出たり本を読んで勉強しています。
ただ、実際にはオーダーメイドゆえ難しい点があることが気になって、なかなかうまくお勧めできません。
もっと、民事信託のことをじっくり勉強したいと思い、昨年、民事信託推進センターに入りました。
同時に、民事信託士検定を受けて、民事信託士の資格を取ろう!思いましたが、昨年は検定の申込に遅れてしまい、キャンセル待ちをしましたが受講できませんでした。
そんなことがあったので、今年は絶対に申込に遅れまいと思い、事前に民事信託士協会のHPをチェックして、申込受付開始時間と同時に申込を行いました。
ただ今年は協会の受付のシステムトラブルがあって、先着順に間に合ったかどうかわからず不安でしたが、先日受正式な申込の受付の通知がきて、ホッとしました。
今年は、昨年以上に民事信託に取り組もうと思います。
ところで、「民事信託士」の資格と似たものに、「家族信託専門士」というものがあります。
こちらは、一般社団法人家族信託普及協会が付与する民間資格です。
家族信託専門士になるには、普及協会が募集をしている2日間の研修を受講すればいいようです。
月1回、各12名での募集があります。
家族信託専門士は、弁護士、司法書士だけでなく行政書士も対象です。また、他の事業者等に、「家族信託コーディネーター」の資格も付与しています。
民事信託士検定(検定料8万円)と比べると、家族信託専門士の研修費用は高めでした(受講料20万<税別>)。
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