おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。

 

昨日は、午前中の仕事の後に、永田町にある国会図書館に調べものに行ってきました。

 

国立国会図書館

 

何故、国会図書館に行くことになったかというと、不動産登記簿上に記載のあったある法人について調べるためです。

当初は、簡単に調べられるだろうと思っていましたが、昭和20年代に遭った会社でしかも、その後30年代に解散済みとあり、法務局の法人の登記簿もとっくに閉鎖されて、記録は残っていませんでした。

 

その後ネット検索をしたところ、国会図書館の蔵書の目録の中に法人の名前がヒットしました。

これは、何かしら手がかりが得られるかもしれないと思って、国会図書館に行ってきたのでした。

その時は、当時の新聞記事の検索すれば、何か見つかるかもしれないと思っていました。

 

通常の図書館ではあまり古い新聞記事のキーワード検索はできませんが、事前に問合せしたところ、国会図書館では朝日新聞や毎日新聞はかなり古い時代のものから検索が可能でした。

ただ、実際図書館で検索しましたが、自分が思ったような記事は見当たりませんでした。

 

さすがに、困って、職員の方に聞いたところ、法人・会社の調査については、「人文総合情報室」という部署で聞くといいとのこと。

 

さっそく本館にあるそちらに伺ったところ、「帝国銀行・会社要録」と「商工信用録 東部版」という資料の中に法人の情報があるかもしれないとのアドバイスをいただきました。

 

この二つですが、当時毎年発行されていたようで、当時の法人の商号・所在地・資本金や役員の氏名などが調べられました。

このほか「日本職員録」というものも、同じような会社・法人情報が載っていて、参考になりました。

 

調べた記事については、白黒なら1枚15円でその場でプリントしてもらえます。

図書館にいかなくても、利用者登録のうえ、図書館サイトにアクセスして、郵送で資料を送ってもらうこともできます。

 

調べものは意外と時間がかかり、あっという間に午後の時間が過ぎてしまいました。

 

実は国会図書館に行ったのは二度目でした。

以前は、渉外相続登記をしたときに、外国の相続関係の法令を調べにいっていました。

 

 

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