おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。

 

独立開業してから本格的に取り組み始めた成年後見業務ですが、先日やっとまる1年が経過し、家庭裁判所へ報告書を提出しました。

報告書を書き終えて、「1年間、本当に色々なことがあったなあ。。。」としみじみ思いました。

 

成年後見業務は、就任後1年間は本当にやることがたくさんあります。

 

もともと、色々なことに手が付けられず、やるべきことが山積みなってから、ご依頼がくるとも言えます。

就任後、せっせと仕事に取り組んだものの、なんとか業務が軌道に乗ってきた(=少し楽になってきた)かなと感じるまでにまる1年かかりました💦

 

成年後見業務では、本人の財産や収支状況を把握し、適切に管理していくことも重要ですが、同時に本人を取り巻く周りのご親族や関係者との信頼関係の構築も大事な仕事です。

私が就任したの最初の1年は、正直ご本人の財産管理業務で手一杯でしたが、次の1年は、もっとご本人や関係者のお気持ちに配慮しながら取り組んでいけたらと思います。

 

ところで、司法書士業務のうち、成年後見業務は比較的新しい分野ですが、成年後見人になったことで得た知識は、不動産売買のような本来的な司法書士業務(不動産登記業務)にも大変役立っています!

 

いまどきの不動産売買では、高齢者が当事者となることが多々あります。

そんなとき、成年後見業務で培われた健康保険制度や介護保険制度、高齢者施設等、高齢者まわりのあれこれの知識があれば、関係者からの断片的な情報である程度その高齢者の状態が推測できます。

前提知識があれば、関係者に必要なお願いをするのもスムーズです。

 

保険制度で必要な申請をしたり、介護認定等の申請したり、または入居先の高齢者施設を必死になって探し回ったり、、、苦労した甲斐があったものです涙。

こういったことは、勉強はしていたのですが、正直成年後見人になるまではどこかチンプンカンプンなところがありました。

やっぱり実践が一番の勉強です!

 

後見業務を始めて一時期は本当にしんどい思いもしましたが、今となっては、すべて司法書士の仕事の糧になっている♪と嬉しく思います。

 

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