おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。

先週日曜日、民事信託士登録更新のための研修を受講しました。私が民事信託士なったのは、平成31年の資格検定を受講したあとのことです。第5期生にあたります。

 

そのときのブログはこちら→

 

民事信託士とは、一般社団法人民事信託推進センター(以下、センターと言います。)により、弁護士および司法書士だけに認定される民間資格です。

 

センターによると、「民事信託士」とは、“信託業法の適用を受けない民事信託に関して、当事者の依頼により、民事信託に関する相談業務やスキーム構築のほか、受益者保護や信託事務遂行の監督等の業務を行う者としての受益者代理人・信託監督人、信託事務受託者(信託法第28条)を担える者”と定義されています。

 

民事信託士は、登録後3年に一度の登録の更新が必要になります。

更新研修は、①事前の課題として2本のビデオ講義の視聴が2本と、②ほぼ1日かけた(10時30分~16時)WEB研修で構成されていました。

 

WEB研修ですが、受講生は8人程度にグループ分けされ、課題についてのディスカッション(午前・午後とも)が中心でした。

 

研修受講前は、このディスカッションについていけるかちょっと心配でした。

ふたを開けてみると、グループのメンバーは、経験の浅い方から豊富な経験の持ち主までバランスがよく分けられていて、ディスカッションではメンバーに色々な実務上の問題などを気軽に質問することができて大変参考になりました。

センターには、民事信託士同士の交流の場を提供してもらったという感じで、とてもありがたかったです。

 

民事信託は新しい制度ということもあり、まだ実務が固まっていないところも多くあります。

 

その中で司法書士が民事信託を活用して広めていくためには、民事信託士として日々研鑽を積むのはもちろん、行きずまった時に頼れる組織的なサポートが必要だと感じています。

センターには今後もその役割を期待しています。

 

 

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