おはようございます。


目黒区目黒本町(学芸大学駅エリア)の女性司法書士・行政書士、増田朝子です。
相続・遺言・終活サポートを中心に、地域の皆さまの安心のための法務サービスを行っています。

大施餓鬼法要に参列して感じたこと

昨日、菩提寺で行われた大施餓鬼法要に参列しました。

子どもの頃からお参りしているお寺なので、「地域の普通のお寺」という印象を持っていました。

ところが当日、お堂には300人を超える信徒の皆さんが集まり、18人もの僧侶が読経をされる光景を目の当たりにして、その歴史と規模の大きさに改めて驚きました。

法要の前後には、お寺からジュースやかき氷、焼き鳥の振る舞いもあり、境内は多くの人で賑わっていました。昔はそうめんも振る舞われていたそうです。

大施餓鬼法要というと厳かな行事という印象がありましたが、ご先祖様を供養すると同時に、地域の人たちが集い、語り合い、笑顔で過ごす時間でもあることを知りました。

■卒塔婆に込められた意味

法要の前、お堂にはたくさんの卒塔婆が並べられていました。

読経やご祈祷が終わった後、それぞれの卒塔婆が手渡され、私たちきょうだいも一人一本ずつ受け取り、お墓に立てました。

卒塔婆には、供養を申し込んだ人の名前が書かれています。私は以前、「なぜ生きている自分の名前を書くのだろう」と不思議に思っていましたが、これは「私がこの供養を行いました」という祈りや感謝の気持ちを仏様に届ける意味があるそうです。

また、卒塔婆には色のついた紙が貼られていました。

私の卒塔婆には緑・黄・白の3色が貼られていましたが、実はこれは「五如来紙」と呼ばれるもので、本来は緑・黄・白・青(黒)・赤の5色があります。それぞれ異なる如来のお名前と役割があり、恐れを取り除く、むさぼりを鎮める、供養を受け取れるようにする、飢えや渇きを満たす、美しい仏の姿へ導く、といった意味が込められているそうです。施餓鬼では、ご先祖様だけでなく、無縁仏や餓鬼道で苦しむすべての存在にも供養を届ける願いが込められています。


■法話で心に残ったこと

法話では、真言宗の「即身成仏」という教えについてのお話がありました。

「人は本来、大日如来の命をいただいて生まれてきた存在。そのままで尊い存在なのです。」

そんな言葉が、とても印象に残りました。

何か特別な人になろうと頑張るのではなく、今の自分を大切にしながら、笑顔で毎日を過ごし、人に親切にし、感謝の気持ちを持って生きること。それもまた、ご先祖様への供養につながるのだと、私は受け止めました。


■おわりに

大施餓鬼法要は、亡くなった方を偲ぶ大切な時間であると同時に、「これからの自分はどう生きるか」を静かに考える時間でもありました。

そんなことを改めて感じた一日でした。

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