おはようございます。目黒区の司法書士の増田朝子です。
先週末、友人から勧められていた本をやっと読みました。
ミライの授業 単行本(ソフトカバー) – 2016/7/1 瀧本 哲史 (著)
この本は、著者の滝本先生が、14歳の君たちに向けて5時限の特別授業を行うという形式で書かれています。
滝本先生は実際に2015年に全国の中学校を回って、この特別授業を行っており、そのエッセンスを凝縮した内容になっています。
世界全体を巻き込んだ「安い人が選ばれる時代」、人間さえも必要としない「ロボットに仕事を奪われる時代」。
この時代を変える力があるのは、過去に生きる大人ではなく、14歳である君たちであるとして、未来をつくる人になるために、過去の偉人の業績を例に授業が行われます。
「愚者は経験に学び、賢者は過去に学ぶ」
ビスマルクが語った言葉ですが、先生は、自分だけの経験に学ぶのではなく、これからどうするかを考えるために、歴史を学び過去の変革者たちを学ぶことの必要性を語っています。
誰もが知る過去の偉人(例えばニュートン、ナイチンゲールやビルゲイツ、サッチャー首相等)がどう世界を変えていったのかを学び、未来を変えるためにはどう活かせはいいのかを考えていきます。
授業内容は以下の通りです。
ガイダンス 君たちはなぜ学ぶのか?
1時限目 世界を変える旅は「違和感」からはじまる
2時限目 冒険には「地図」が必要だ
3時限目 一行の「ルール」が世界を変える
4時限目 全ての冒険には「影の主役」がいる
5時限目 ミライは「逆風」の向こうにある
本を読んでいて、一番刺さったのは、「空白地帯に旗をたてろ!」というフレーズです。
皆が目指さないところを見つけてそれを目標にして、唯一の存在になることの重要性が述べられています。
14歳向けなので、とても読みやすい文章で書かれていますが、大人が読んでも沢山の気づきがあります。
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