おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。
今日から2月です。
さて、先週は東京司法書士会に令和2年分の業務報告書を提出しました。
私は今回で4回目の報告でしたが、過去に提出した報告書の事件数を調べてみたところ、ありがたいことに3回連続で事件数が増加していました。
と、言っても平成29年9月に開業し、その年は報告期間が4か月しかなかったので比較対象としては除外すべきでしょう(^^;)。
単純な事件数での比較ですが、2年目から3年目、4年目と、2年連続で、毎年およそ2割増という結果となっていました。
各年ともに一番ご依頼が多かったのは不動産登記で、特に昨年は取り扱いが増えて、総事件数のおよそ7割を占めました。
去年は個人のご依頼の相続・贈与等の登記業務のほか、決済業務も、ともにご依頼が増えました。
一方、同じ登記でも、商業登記の事件数に占める割合は1割~2割程度で、年々取り扱いが減少していて、不動産登記と商業登記とでは明暗を分けることになりました。
当事務所の不動産登記業務は、他士業等からのご紹介のほか、当事務所のHPを見ていただいた一般の方から直接お問い合わせが増えています。
商業登記の方はというと、直接の問い合わせ自体は少なく、ほぼ100%ご紹介です。
通常、商業登記のご依頼人である株式会社等は、顧問税理士等にアドバイスをうけてから登記をすることに気が付くことが多いと思います。
その場合、ネットで探して、というよりその税理士から紹介を受けた司法書士に依頼する流れになります。
またそうでなくても、ここ数年商業登記は本人申請がしやすい環境が整ってきています。
法務局の申請書記載例のサイトもずいぶん充実してきました。
ちなみに、、、
当ブログでダントツの閲覧数を誇る人気記事は、「管轄外本店移転登記の登記すべき事項がシンプルになっていたこと」等、商業登記申請関連のものです。
ただ、これらの記事を見た方から商業登記のお問合せやご依頼をいただいたことはありません。
「わかりやすくて助かりました、ありがとうございます!」、という内容のお礼のメールが来たことはありますが。。。
やっぱり本人申請が増えているのかな。
事件数の残り2割は、遺言作成、相続放棄や特別代理人選任等家事関連事件申立書作成、預貯金相続などの財産管理業務など。少しですが、成年後見業務もあります。
まだまだ少ないのですが、今年は、これらの分野の割合をもっと上げていきたいと思います。
開業してから色々手を広げてきたのですが、最近やっと目指す方向性が見えてきました。
目指す方向のご依頼が増えるように、頑張っていきたいです。
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