おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。
最近ちょっとイラっとしたことがありました。
自宅のカーテンの取り付けを業者さんに依頼することになったのですが、カーテンやその付属品には色々な種類があり、組み合わせによって値段も雰囲気もかわります。
業者さんは、数多くのパターンの提案をしてくれましたが、私はたくさんの中から、一つ選ばなければなりません。
私としては、ある程度の希望は伝えたので、「もう、頼んだんだから、ある程度そっちで決めてくれたらいいのに。。。」と思いました。
その時、以前、全く逆の立場で、私がご依頼人から言われたことを思い出しました。
それは、とある商業登記のご依頼をいただいたときのことでした。こちらとしては、ご依頼人の希望を反映しよう、といくつもの質問事項を書いてメールで送りました。
しかし、いつまでたっても返事がきません。
予定していた期日(書類の捺印日)はどんどん近づいています。
どうなっているのだろう。。。
迷ったあげくに、問合せしてみると、どうやら、こちらからお送りしたメールの内容に不満があったようです。
ご依頼人に連絡すると、「そんなのそっちで、決めてくれ!」と、言われました。
もちろん最終的に決めるのはご依頼人ですが、その決定をしやすくするのはこちらの仕事なのに、なってない、といういう意味だったと思います。
理屈の上では、ご依頼人である会社が決めて、こちらがその内容に基づいた書類を作る、とうことです。
ただ、実際は、ご依頼いただく中小企業では法務部などはありませんから、司法書士として業務を依頼されたのであればその役割を果たす必要があります。
もっと依頼人の側に立って考えて、依頼人が最終決定しやすいよう、ご提案するべきだったと反省しました。
この失敗があってから、仕事のご依頼があったら、まずはこちらで最善だと思う方法やスケジュールをかなり具体的に考えます。
そのうえで、ご依頼人にご提案し、確認をとりますが、ご依頼人はほとんどの事項をイエス・ノーで答えられます。
ノーであれば、あらためて考えて提案するだけですが、こちらではじめに決めた内容通りとなることが多いです。
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