おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。
本当に暑かった8月が終わり、今日から9月です。8月はこの猛烈な暑さで夏バテ気味でした💦
さて、先日に役員変更登記をオンラインで申請したのですが、マイナンバーカードで電子署名した就任承諾書を添付して申請してみました。
今日からデジタル庁も発足し、私たちを取り巻く環境も急速にデジタル化が進んでいます。
私も積極的にデジタル化に対応しようと思っていた矢先、ご依頼人から、今回役員の就任承諾書は電子署名をしたもの渡すので、それで申請してほしいとのご希望ありました。
すでに今年の２月から、法務局では商業登記のオンライン申請の際、電子署名を付けた就任承諾書を提出できるようになっていました。
しかし、実際にそれを付けて申請するのはまだ先のことだと思っていました。
ご依頼人のお話によると、
新任で就任する取締役は、役所に実印登録をしておらず、印鑑証明書がない。
このコロナ禍で、実印登録に行くのはできたら避けたい。
マイナンバーカードを使って対応できるのであれば、できたらそちらで対応したい。
また、マイナンバーカードを使ってご自身でe-taxによる確定申告をしているので、こういった手続きには慣れているとのことです。
e-taxによる確定申告は、マイナンバーカードとカードリーダーがあればできます（私も経験済です。）
しかし、就任承諾書のようなPDF書面に電子署名するためには、マイナンバーカードとカードリーダーだけでは足りません。
別途ご依頼人側で、PDFファイルに電子署名するためのプラグインソフトをいれたりと、電子署名できる環境を整えていただく必要があります。
ご依頼人には実印登録をしに役所に行っていただく方が（早くて）楽に思えましたが、時間的な余裕もあったのと今回はご依頼人の強いご希望がありましたので、方法をお伝えしてやってみていただくことになりました。
ただ、自分でも試してみたのですが、マイナンバーカードでPDFファイルに電子署名をする環境を整えるのは、、、結構大変でした💦
続きはまた後日になります。
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