おはようございます。目黒区目黒本町（学芸大学）の女性司法書士・行政書士の増田朝子です。
さて、今日も、昨日に続き青森旅行についてです。旅行２日目の朝は、海沿いの浅虫温泉をお散歩したあとは、青森県が誇る世界遺産、三内丸山遺跡に行きました。
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三内丸山遺跡は、縄文時代前期～中期（紀元前約3,900～2,200年 現在から約5,900～4,200年前）の大規模な集落跡です。
たくさんの竪穴建物跡や掘立柱建物跡、盛土、大人や子供の墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土しており、施設内で展示されています。令和3年7月には三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、世界文化遺産に登録されました。
広大な施設では、縄文時代の村の生活を、体感することができるように当時の集落が再建されています。ガイド付きでツアーで広い敷地をまわりました。
途中ふと、今の自分も、未来の人々から「昔はこんな生活していたんだ」と思われるのだなと思いました。私たちにはどんな未来が待っているのでしょうか。
続いては、八甲田山に向かいました。八甲田ロープウェイで頂上に上りました。山頂公園駅を基点として、自然遊歩道をハイキングすることができます。あいにく雲が多くて眺望は今一つでした。
最近日が短くなっているので、のんびりしていると真っ暗になりそうです。
ここも手短に切り上げて、宿泊地がある奥入瀬に向かうことにしましたが、奥入瀬から少し足を延ばせば十和田湖も見れるので、欲張って行ってみることにしました。十和田湖には夕暮れ間近につきましたが、紅葉で美しいオレンジ色の世界が広がっていました。行った甲斐がありました。
最終日３日目は、早朝から旅の一番の目的だった奥入瀬渓流を歩きました。紅葉や滝など見所たくさんでです。中国人の観光客ばかりでした。
軽いトレッキングを楽しんだあと、帰りの新幹線は夕方なので、まだ時間があります。
青森市内に戻って、青森県立美術館に行くことにしましたが、その前に「魚菜センター」でお昼を食べることにしました。ここでは、食券を買って、好きなお刺身を白ごはんに乗っててもらう「のっけ丼」が食べられます。青森はマグロが信じられないくらいおいしいです。色々な魚介があり、目移りしますが、マグロ一択が正解だったと思いました。
旅の最後に立ち寄った青森県立美術館は、とてもお洒落な美術館でした。
お洒落な美術館というと、金沢の２１世紀美術館が有名ですが、個人的には青森県立美術館の方が凛として素敵だと思いました。ちょうど奈良美智さんの特別展が開催されていて、とても見ごたえがありました。
奈良美智さんは、青森県（弘前市出身）が誇る、世界的な美術家です。少しマンガチック（？）な女の子の肖像画で有名です。
青森県立美術館の奈良美智作「あおもり犬」
今回の旅では、街中の樹木がいたるところで鮮やかに紅葉していて、本当に綺麗でした。
青森市や弘前市がこんなに美しい都市だとは知りませんでした。2泊3日では到底満足できません。次は白神山地にも言ってみたいですし、今回いけなかった下北半島や八戸市の方にも行ってみたいです。また機会を改めて、青森県に行こうと決心したのでした。
ところで、東京から青森へは、新幹線で片道３時間の旅でしたが、旅のお供として以下の本を選びました。作者は、前アマゾン日本支社長です。本の中で、印象的な一節を紹介したいと思います。
「個々人が興味を持ち、求めているものを、それぞれの人に合わせて提供できる「パーソナライズ化の優等生」だけが、個の時代に順応し、存在感を高めて成長できる」
今の時代を的確にとらえて、企業の経営の在り方を教えてくれる本です。ほかにもグッとくる部分がたくさんありました。あまりにもよかったので、旅行の行きかえりで、２度も読んでしまいました。
OBSESSION（オブセッション）こだわり抜く力（ジェフ・ハヤシダ）
旅を終えてリフレッシュしました。また、お仕事も頑張ろうと思いました。
【旅の備忘録】
1日目 新青森駅 弘前城と弘前市内観光、お寿司食 浅虫温泉に宿泊
2日目 浅虫温泉周辺散策 世界遺産三内丸山遺跡見学 八甲田ロープウェイ八甲田山散策 十和田湖めぐり 奥入瀬温泉泊
3日目 奥入瀬渓流散策 蔦温泉入浴 魚菜センターで青森のっけ丼食 県立青森美術館で奈良美智展鑑賞
（※今回旅をアレンジしてくれた家族に本当に感謝です）
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