おはようございます。目黒区目黒本町(学芸大学)の女性司法書士・行政書士の増田朝子です。
怒涛の3月末も過ぎ去って、桜舞い散る4月がスタートしました。
3月末といえば、司法書士おなじみの仕事の依頼が、もっとも舞い込む月だったのではないでしょうか。
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司法書士のおなじみの仕事とは、いわゆる代行とかヘルプとか言われるものです。
司法書士業界も集約化が進んでいます。
不動産売買に伴う決済業務や金融機関の融資実行業務は、大手の司法書士法人・司法書士事務所ががっつりつかんでいます。
当事務所のような小規模な司法書士事務所が、そうした登記を扱える機会は、さほどありません。
一方、大手の司法書士事務所等でさばききれない案件を、他の司法書士に代行(代理)として外部委託するケースは増えているように思います。
買主側の司法書士事務所の代理で行ったところ、知らないはずの売主側司法書士事務所の代理できていたのが、知り合いの司法書士だったり。
決済が双方代行なんていうのも、あるあるです。
ところで、独立したてのころ、私の絶対的師匠である友人司法書士に仕事の悩みを相談をしたところ、以下のように言われました。
「他人の仕事は、絶対やっちゃダメ!」
「自分の仕事をしなきゃ、いつまでたってもお客様は増えないよ!」
他人の仕事・・・価格決定権がない、判断権がない仕事(時間の切り売り)
EX.他の司法書士事務所の代行業務
自分の仕事・・・価格決定権がある、判断権がある、次の顧客につながる仕事
EX.事務所の顧客対応、営業活動(ブログを書く等)、次の依頼が取れるよう業務の勉強する、事務所運営・経営戦略を練る
事務所内の整理整頓、マニュアル整備等
当時は、そうは言っても、、、と思いました。
特に独立したての頃は、なにせお金がない(笑)。
継続的に代行を依頼してくれる司法書士の先生は、足を向けて寝れないぐらい、本当にありがたい存在でした(ちょっとオーバーですけど💦)。
引き受けたからには、代行業務も頑張ってやれば、立派な司法書士の仕事だ!と当初は思っていました。
ところが、代行業務(他人の仕事)は、私がどんなに頑張っても、その結果は、決められた報酬以外、一切自分に戻ってきません。
さらに、厄介なことに、代行業務をすると、あたかも自分の仕事をしたような気になるところです。
たとえば、とても自分のところに依頼がきそうもない、大きな決済に行く。
そんな場で立ち回ってる自分も、それなりな司法書士になったように思える。
または、苦しいときはお互い様で、これは人助けだろうと思ったりする。
でも、代行でいった先の関係者(売主・買主等)から、次に自分に仕事の依頼がくることは、まずありません。
他人の仕事だから、あたりまえです。
一方、事務所としての自分の仕事は、1つ1つを真心こめて対応すれば、今回の報酬の次(=新規の依頼、リピートや紹介)が生まれます。
他人の仕事をしていると、自分の仕事が遅れます。パフォーマンスの低下は、お客様離れ・満足度の低下につながります。
そのことに徐々に気が付きはじめました。
友人司法書士は、目先の利益にとらわれていたのでは、商売繁盛にはほど遠い、ということを言いたかったのでしょう。
(本当に、いつもありがたい助言をくれる友人です。)
たとえ仕事の依頼がないときだって、自分の仕事につながるようなことを必死で考え、行動したほうがいい。
そうすれば、おのずとお客様は増えるし、道は開ける、、、
これからやるべきことや、やりたいことがいっぱいです。
他人の仕事の手伝いをしている場合では、もうありません。
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