目黒区の司法書士の増田朝子です。
私は、相続アドバイザー協議会®の相続アドバイザー養成講座での40時間の研修を経て、
昨年11月より同協議会の相続アドバイザー認定会員(以下、「相続アドバイザー」といいます。)として
活動をしています。
相続アドバイザーって何。。。って思われる方も多いかもしれません。
世間には、相続●●士とか、他にもいかにも相続の専門家と思われる肩書があふれています。
どれも国家資格というよりか、受講すれば肩書がもらえるような講座だったりです。
私は、司法書士として相続については既に専門家だからと、ちょっと奢っていた
ところもあり、高い受講料を払ってまでこの手の講座をわざわざ受講する必要はないと思っていました。
でも、開業して間もないころ、自分の方向性を探っていた時、
司法書士の恩師でもある友人に、この相続アドバイザー養成講座の受講を勧められました。
上記のような気持ちでいたので迷いもありましたが、本当に信頼する彼女の言うことには間違いないはず!
と思い切って申し込みをしました。
受講初日、この養成講座の第一講座でまず学んだことは、
依頼者の立場に立って、依頼者の幸せを追求していこうという内容でした。
てっきり、相続についての知識の詰込み講座だとばかり思っていましたので、
第一講座がまるまる相続アドバイザーの存在意義・理念についての内容であったのは驚きでした。
相続アドバイザーは法律家であるまえに、相続の実務家として、
依頼者の経済的利益だけでなく、精神的利益を守る。
目的は、依頼者の「幸せ」である。
今も尊敬する当時の講師のこの言葉を聴いたとき、
感動して、稲妻が走り、目の前の靄が晴れたような感覚になりました。
それまで、仕事の進め方について悩んでいたことも多かったのですが、
自分の中ですっと一本線がひかれて、迷いがなくなりました。
相続アドバイザーの目的は、依頼者の幸せ。
現在、ありがたいことに相続アドバイザーとしての業務も進行中です。
これからもこの言葉を心に刻み、謙虚さと感謝の気持ちも忘れずに
進んでいきたいと思います。