おはようございます。目黒区の司法書士の増田朝子です。
少し前に、祐天寺の写経会に行きました(その時の記事はこれ→★)が、とてもよかったので、もっと身近でないかと探したところ、ご近所の圓融寺で開催されていることを発見し、週末に行ってきました。
天台宗 圓融寺(目黒区碑文谷一丁目)【写経と仏典に親しむ会】
圓融寺は、年末の【ブロジェショントマッピング奉納】で話題になっていたお寺です(残念ながら昨年で終わりのようです)。
調べてみると写経以外にもいろんなイベントを開催しています。
さて、写経会ですが、月1回、土曜日14時~16時に行われています。
予約は不要・費用はお賽銭程度(自分が払える分だけ払えばいいい)で、だれでも気軽に参加できます。
写経は寺院内の新書院という建物の一室で行われます。
当日の参加人数は20人程度でした。
写経を始める前に、お坊さんから般若心経の以下の一節にまつわる解説がありました。
「舎利子。是諸法空想。不生不滅。不垢不浄。不増不減。」
訳:舎利子よ、私たちが体験する全てのこと、周りにある事物や現象は実態のない空なる様相をしているので、
生ずることも滅することも、汚れることも清らかになることも、増えることも減ることもないのです。
般若心経は、観世音菩薩がブッタの弟子であるシャーリープトラ(舎利子)に語りかける形で構成されています。
解説によると上記一節の意味するところは、【空】という世界があって、そこは絶対的な無分別(不生不滅。不垢不浄。不増不減。)であるから、
そこに立って考えれば、誰かや何かと比較することは無意味だよ、というようなことだったと思います。
般若心経の意味が少しわかっただけでも、写経が断然楽しくなりました。
般若心経の意味をもっと知りたいと思いネットを検索したら、現代語に訳しているサイトがありました(→★)。
なお、圓融寺での写経は、鉛筆などは使わず、筆オンリーで行います。
各自参加者は、お寺が用意してくれた写経道具を使って、まずは硯を使って墨をすって準備してから書き始めます。
筆だと慣れていなくて大変かと思いましたが、ゆっくり時間をかけたら普通に書けました。
筆で描いた方がご利益がありそうです。
来月も開催されるようなので、また行ってみようと思います。
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