おはようございます。目黒区の司法書士増田朝子です。
5月の下旬にリーガルサポートの入会が決定し、地区リーダーとの面談を済ませていましたが、
6月1日(金)の名簿登載式に出席してきました。
名簿登載式は2~3か月に一度不定期に開催されるため、通常入会から名簿登載式まで
少し時間がかかるようなのですが、先日の面談といい、かなりのハイスピードで進めてもらえました♪
リーガルサポートの入会前は、
後見の仕事自体に迷いもあったりで入会するかどうか決めかねてもたもたしていましたが、
入会すると決めたら業務ができるようになるのは早い方がいいのでありがたかったです。
さて、名簿登載式は金曜日の15時から17時まで東京司法書士会で開催されました。
参加人数は20人程度いたと思います。主催は東京支部でしたので、
支部長はじめ役員の方が出席され、会の組織体制や名簿登載の意味、後見業務を行う上での注意点などを説明をしてくれました。
東京で専門職後見人として業務を行うためには、リーガルサポートの入会及び名簿登載が必須となります。
何もリーガルサポートが必須でなくてもいいのではと思っていましたが、
入会後リーガルサポートの組織としての家庭裁判所との関わりを知るにつれて、
もともと裁判所の書類作成しか業務権限がなかった司法書士が、
家庭裁判所から後見の専門職(代理人)と認められるには組織としてのバックアップが必要なのだろうと思いました。
そのうえで、司法書士が専門職として適正な後見業務を行っていき、家庭裁判所の厚い信頼を得ることができれば、
今後司法書士が求めている家事代理権の付与にも繋がっていくかもしれません。
ところで、リーガルサポート名簿の有効期限は2年間で名簿更新には研修単位の取得が必要ですが、
この制度が今年の10月以降変更になるそうです。
現状は更新専用の研修が12単位以上+指定研修1単位以上ですが、
これが、14単位以上+指定研修1単位以上となります。
更新専用の研修の必須単位2単位増えて、さらに2単位はディスカッション形式のものが必要になるとのこと。
本会(東京司法書士会)の研修も毎年12単位以上が必要です。
リーガルサポートの必要単位って、本会の必要単位以上なんですね。。。💦
色々勉強しなきゃです。
なお、登載式の後半に、参加者全員で後見人と後見監督人の登記業務の受託の可否についての事例検討をしました。
今後後見人等に就任したらさっそくありそうな事例です。
参加者それぞれ出し合った意見が、微妙に自分で考えていたのと異なる部分もありました。
こんな考え方があるのかと気付けるという意味では、
後見業務を行っていくうえで色々な意見を聞ける人間関係を作っておく必要性を感じました。