おはようございます。目黒区の司法書士・行政書士の増田朝子です。

 

遺言による相続登記をオンライン申請でする場合、登記原因証明情報はどうされているでしょうか。

私はすっと遺言書他の戸籍等をすべてPDFして添付していました。

 

でも最近気が付いたのですが、法務省のHPをみると、遺言による場合も相続関係説明図を作成するようになっています。

ということは、上記遺言書等に変えて、登記原因証明情報として相続関係説明図を付ければいいということのようです。

でも、どんな相続関係説明図を作るのか、疑問でした。

 

一般的に相続関係説明図といったら、被相続人の相続関係者全員を記載した書面です。

被相続人の相続人は、被相続人の一連の戸籍や相続人の戸籍を確認することで分かります。

でも、遺言に基づく相続登記を申請する場合、必要となるのは、贈与者の死亡が分かる戸籍と、受贈者が相続人であることを証する戸籍だけです。

 

結論ですが、遺言による相続登記の場合、受遺者と遺贈者だけを記載した相続関係図を作成して、添付すればいとのことでした。

たとえば、被相続人に子供が何人いようが、受贈者となる子供だけを記載すればいいということです。

戸籍を全部確認していないので、他の相続人は分かりようがないですね。

相続関係説明図には「遺言による相続」であることをが分かるように、その旨を記載しておきました。

 

ということで相続関係説明図を添付して申請してみた遺言による相続登記は無事完了しました。

全部書類のPDFを付けるか、相続関係説明図を作るのがどっちが楽だったのかという問題はありますが。。。

 

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