目黒区目黒本町（学芸大学）の女性司法書士・行政書士の増田朝子です。
先週６月２日（金）は台風の影響で大荒れの天気でしたが、東京司法書士会の第一回専門研修会が開催されました。
新年度（令和５年度）、専門研修室で初めて企画した研修会です。
研修会のテーマは、「いまさら聞けない、令和３年改正民法！～所有者不明土地関連法の内容と各制度の最新動向について～」でした。
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令和５年４月１日、改正民法が施行されました。
今回の改正は、所有者不明土地問題関連の改正が多くなされ、また相続法の改正もあります。
民法改正が決まった当時は、書籍などを購入して目を通してみたものの、いざ改正法が施行され、実務にどんな影響が出ているのか、、、
不安に思っていたのは私だけではないと思います。
私（特に個人的に）は、
「明日から実務で使える、旬なテーマの研修を東京司法書士会員の皆様に！」をモットーに、研修の企画をしています。
このモットーにあわせて、どなたに民法改正について解説していただこうと検討していたところ、
室員からのアイデアで、東京会で民法改正対策委員を務める司法書士のS先生に講師をお願いすることになりました。
今回、S先生が研修のためにご用意していただいたレジュメはなんと２００枚以上です。
「理論編」と「実践編」と２部構成でした。
レジュメは、改正民法とその解説、そして実務を行う上でのポイントがまとまった、S先生オリジナルのものです。
その辺の改正民法の参考書よりずっと司法書士実務に役立ちそう！
また、実際の講義の内容も、一切の無駄がなく、本当に素晴らしく、あっという間の３時間の研修会でした！
受講生にもそう感じていただけたようで、講義後のアンケートには、以下のような感想を多くいただきました。
【研修の感想】
・とても分かりやすくて大変よかった。
・資料がとても充実していて、丁寧に作られていた。今後役に立つと思う。
・３時間あっという間でした。もっとやってほしいです。
・自分では読み解くのがむずかしい条文をわかりやすく解説していただき大変参考になった。
・不登法改正まっただ中のこの時期に開催されてよかった。
・共有関係で悩む相談者に対するアドバイスのヒントが得られた。
・ぼんやりとしか把握していなかった改正について大枠で把握できとてもよかった。
・最新の法改正や実務での変更点が知れてよかった。
・試験勉強で覚えた知識が時代遅れのものになっていくのを痛感した。
・今日の講義を受けてなければ実務や相談で誤った対応をしていたかと思う。
etc..
S先生、本当にありがとうございます！
受講していただいた皆様も、ありがとうございました！
司法書士会では、会員の研修単位の取得は、義務化されています。
一方、東京司法書士会の会員向け研修の受講料は、すべて無料で、受け放題です（笑）。
無料ではありますが、東京司法書士会総合研修所では、選りすぐりの講師をお招きして、質の高い研修を企画・実施しています。
今後も、皆様のお役に立つ研修を実施していきますのでご期待ください。
会員の皆様のご受講をお待ちしています！
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