おはようございます。目黒区の司法書士行政書士の増田朝子です。
先日、司法書士試験筆記試験の合格発表がありました。
合格者はこれから、勤務または独立開業司法書士などのそれぞれの道に進むのだなと考えていたところ、私のもとに、司法書士として独立開業をしたことを知らせる挨拶状が届きました。
送り主はAさん。
実はAさんは、私が初めて入所した司法書士事務所時代の同僚です。
私は今でこそ事務所運営についてあれこれと頑張っていますが、司法書士試験に合格したときは、将来独立開業しようという気持ちが全くありませんでした。
実は、彼女もそのような考えの一人で、私より先に司法書士事務所を辞めた後は一般企業に就職し、一時期は司法書士業界を離れていました。
その後、私とAさんは年賀状を交わす程度のお付き合いでしたが、あるときAさんから、改めて司法書士としてカムバックしたいと相談を持ちかけらました。
どうやら、私が独立開業したごろから(私自身の独立開業経緯はコチラ→★+★)彼女は私の動向に興味をもっていて応援してくれたようです。
相談に乗っているうちに、私の事務所で仕事を手伝ってもらうことになりました。
Aさんは、とても優秀な人でした。
Aさんと一緒に働いてみて、私の考えは180度かわりました。
一人になりたくて独立したのに、まただれかと一緒に働きたいと思うようになったのです。
たしかに人が増えれば、労務手続きなど、一人で仕事をするときにはない面倒なことが増えます。
ただ、それ以上に仕事の可能性が広がります。
また、一人事務所は孤独だったので、気軽に相談(談笑?)しながら仕事ができる環境も新鮮でした。
私は、Aさんにずっと私の事務所で働いてもらいたいと思ったのですが、残念ながら、Aさんには、なるべく早く独立開業したいという強い意思がありました。
私たちの思いは一緒にはならなかったけど、一緒に過ごした短い時間は、私にはかけがえのないものになりました。
Aさんと一緒に働いてみて、感じたことがあります。
それは、自分の事務所を、もっと働く人が明るい未来や希望が描ける場所にしなければならないということでした。
Aさんが去ったあと、人を雇うなら、本気でいい事務所にしていこう!と決心しました。
それが今、一緒に働いてくれるCさんとの素晴らしい出会いにつながりました。
すべてには、意味があると思いました。
Aさんの挨拶状は、一人で事務所を構えたAさんの、司法書士としての思いがたくさん詰まった素敵なものでした。
Aさん、開業おめでとうございます!
これからもどうぞよろしくね。
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